トランシーバーとPCを接続しCATコントロールするシリアルポートは1つしかなく、通常はLogger32に使っています。
国内局と交信するときはハムログを立ち上げますが、その時はLogger32を閉じてポートはハムログのリグコントロールに使用していました。
そこにFT8で使うWSJT-Xのリグコントロールも入ってきたので、閉じたり開いたり大忙しでした。
そんなわけで、仮想シリアルポートエミュレーター、VPSEを使ってみることにしました。
32ビットPC用はダウンロードするだけで使用できるようですが、64ビットPCはライセンスを24.95ドルで購入する必要があります。
ダメもとでライセンスを購入しました。
いくつかのサイトで設定方法が解説されていましたが、なかなかうまくいかず、この設定でやっと使えるようになりました。
ポートCOM5を仮想ポートCOM15としました。
Read only:オフ
Redirect modem registers:オフ
Initial modem registers state RTS:オン DTR:オン
Initial modem registers state RTS:オン DTR:オン
「Splitter...」はリグの設定に合わせました。
Readyが表示され準備完了。
Logger32のCom PortをCom15に変更したところ、無事に接続しました。
ハムログも、リグと接続のCOMを15に変更し無事に接続できました。
同じようにWSJT-Xも、Serial PortをCOM15に変更し問題なく動作しました。
さてさて、同時起動は?
Logger32とハムログは同時に立ち上げても全く問題ありませんでした。
これはいけるかも、と思ったのですが・・・
Logger32がバージョンアップし、WSJT-XでQSOをログした時、同時にLogger32にも直接そのQSOをログすることができるようになりました。
ということは、Logger32とWSJT-Xを同時に起動する必要があります。
ところが・・・
WSJT-Xがうまくいきません。
何度もリグ・コントロールエラーが出てしまいます。
Retryをクリックすればとりあえず復旧するんですけどね~。
ネットで調べましたが、残念ながら根本的な解決策はなさそうです。
両方のソフトのポーリングインターバルを長くして暫定的に対応し、エラーが表示されたらRetryをクリックするしかないようです。
残念。
UDPバンドマップも開き、直接ログの入力もできるようになったので、様子を見ることにします。