仕事で電波伝搬実験に立ち会う機会がありました。
実験は,260MHz帯のデジタル防災行政無線のようで,私の職場のある宇部市と県内2ヶ所の中継局との間で行われました。
1ヶ所は,Aの西鳳翩山(にしほうべんざん)で,山口市にある標高741.9mの山頂です。
もう1ヶ所は,Bの華山(げざん)で,下関市にある標高713.3mの山頂です。
どちらの中継局も直線距離,標高がほとんど同じような場所にあります。
実験に使用されたアンテナは5エレの八木。(垂直偏波)
出力は5Wととのことでした。
最初に山口市の西鳳翩山との間で伝搬実験が行われました。
へ~,この方向に我が家からも見える西鳳翩山があるのか~。
続いて,下関市の華山との間で伝搬実験が行われました。
炎天下の中,皆さん頑張られ,無事に実験は終了しました。
立ち会ってるだけでも汗だくになりました。
撤収される前に,アンテナを見せていただきました。
同軸ケーブルは,関西通信の10D2Vが使用されていました。
実験結果は,西鳳翩山の方が少しだけ良かったようです。
こんな機会はめったにないので,暑さも忘れて立ち会わせていただきました。
※写真はすべて携帯で撮ったものです。